地域活性化の重要ポイント「地域ブランド力」の構築法

2016年10月11日

近年、地方の市町村では、国からの支援や補助金に頼らず、自分たちで経済力を付けて自立しようという動きが盛んになっています。地方が経済力を高める際に考えられる代表的な方法は「地域ブランド力を構築し、地元を盛り上げる」ことです。
地域ブランド力とは、特定の地域で産出される野菜や肉などの特産品や、地域で採れる材料を利用して作られたさまざまな加工品、あるいは観光名所などが持つ価値・評価のことです。地域ブランド力を構築し、その価値を高めていくことにより、地域の活性化につながり大きな経済効果を生み出すことができます。今回は、地域活性化の重要ポイントである地域ブランド力の構築法についてご紹介します。

地域ブランド力の構築法

地域ブランド力を構築・強化する上で、有効策となる取り組みを3つご紹介します。

地域ブランドの信頼性・安定性の強化

地域ブランドには、確固たる信頼性や安定性が求められます。食品の場合、誰がどこでどのような方法を使用して生産したのかを明確にしなければなりません。
加工品や名産品の場合も、誰がどのような材料を使用して作ったものであるかを明記する必要があります。これを怠った場合、偽物が出回ってしまうかもしれません。

さらに、消費者と生産者・流通業者の間にある地域ブランドの認識の差をできるだけ小さくすることが必要です。
例えば、「伯方の塩」がメキシコ産やオーストラリア産の岩塩を使用していることを知っている消費者はそれほど多くないでしょう。このように、消費者と生産者・流通業者の間に認識の差がある場合、偽装をしていなくとも誤解の原因になる可能性があります。このようなことを防止し、地域ブランドの信頼性・安定性を強化することに努めましょう。

地域ブランドには物語性を持たせる

地域ブランドには、その地域だけでしか食べられない・経験できない・購入できないといった限定的な面や、他の地域にはない個性が必要です。地域ブランドに強い個性を持たせるためには、地域ブランドの物語性をアピールしてください。これから売り出そうと考えている地域ブランド品が、どのような苦労や経緯を経て誕生したかしっかりアピールしましょう。
また、その地域ブランド品が伝統工芸品や昔ながらの名産品である場合は、どのような歴史を持っているか明確にし、消費者にわかりやすく伝えることで個性をアピールできます。この物語性を消費者に広めることにより、地域ブランド力をさらに向上させることができるでしょう。

地元観光地、特産品、名産品のPR・プロモーション強化

基本的なことですが、地域ブランド力を構築・強化するためには、やはり消費者へのPR活動が必要不可欠です。地元の観光地、特産品、名産品を世間へしっかりアピールし、認知度を少しずつ高めることにより、徐々に地域ブランド力は向上します。

地域ブランドを向上させるためには、地域ブランドを紹介する催事を首都圏内で開催する、地元を訪れてもらうためにさまざまなキャンペーンやツアーを組む、参加型の体験施設を作るなど、多くの方法があります。
市や町が一丸となって、地域活性化のために地元のPR活動に力を入れていくことは、非常に重要です。

おわりに

地域ブランド力を構築・強化するためには、ただ単に特産品や名産品を作れば良いというわけではありません。作った後のブランドの維持・管理も非常に重要です。こちらも疎かにせず、継続させることを徹底しましょう。地域ブランド力を構築することは、地元を盛り上げて活性化する有効な方法です。
地域ブランドを構築することは決して簡単ではなく、実現するためには多くの苦労を伴うでしょう。しかし、挑戦する価値は大いにあります。地元をなんとかして盛り上げたいとお考えの方は、地域ブランド力を構築することをぜひご検討ください。


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