ユーザビリティ評価(ユーザビリティテスト)の手法3つ

2017年01月10日

電子機器の操作などをユーザーに実行してもらうことにより、製品を評価するテスト方式がユーザビリティ評価(ユーザビリティテスト)です。ユーザビリティ評価には、さまざまな手法があります。どのような手法があるか知ることにより、アイテムや状況に合った適切な方法でユーザビリティを評価できるようになるでしょう。
今回の記事では、ユーザビリティ評価(ユーザビリティテスト)の手法について簡単にご紹介します。

ユーザビリティとは?

ユーザビリティとは、ただ「使いやすさ」を示す言葉ではありません。ユーザビリティの構成要素はいくつかあります。
正しくユーザビリティを評価するためには、「使用した際の効率性」「使いこなすまでの困難さ」「久しぶりに使用した際にユーザーがすぐ操作できるか」「エラーの発生率」「主観的満足度」などを測ることが必要です。

ユーザビリティ評価の手法を大別すると、定性的手法と定量的手法に分かれます。
定性的手法は、それぞれの対象が持つ問題点を具体的に求めたい場合に適した手法です。問題が起こった理由や、どのような修正方法があるかを見つける上で有効な手法と言えます。
一方、定量的手法は、複数の対象を比較したい場合に利用される手法です。「どのくらいの量か」「どの程度か」などの疑問を解決する上で役立ちます。

ユーザビリティ評価の手法3つ

ユーザビリティ評価の具体的な手法を3つご紹介します。

ユーザビリティテスト(ユーザーテスト)

ユーザビリティ評価は、定性的手法に属します。ユーザーにタスクを実行させ、その際の行動や発話から問題点を知る評価手法です。

ユーザビリティ評価を行うためには、マジックミラー越しにユーザーを観察できる「ユーザビリティラボ」、テストに協力してくれるユーザーのデータを集めた「モニター」、テスト内容の設計やデータの分析などを行う「ユーザビリティエンジニア」が必要です。

ヒューリスティック評価

ヒューリスティック評価はエキスパートレビュー(インスペクション法)の一種で、定性的手法に属します。エキスパートレビューとは、ユーザビリティの知識を持つ専門家が、対象となる機器やシステムから得た洞察に基づいてユーザビリティ上の問題点を洗い出す手法です。
テストを受けさせるユーザーを用意する必要がないため実施期間が短縮できることや、インターフェース開発の初期でも評価を行えることがメリットとして挙げられます。
ヒューリスティック評価は、以下のように進めます。

・使用するヒューリスティックの選定。
・問題点のリストアップ。3~5名ほどの評価者が、個別にユーザーインターフェースを評価する。
・問題点の整理。評価者が評価結果を報告し合い、改善すべき点を洗い出す。

アンケート調査

アンケート評価は、定量的手法に属します。ユーザーの満足度など、客観的に測定することができないものを測る際はアンケート調査が有効です。
アンケート調査に使用される質問紙には代表的なものがあります。英国で開発されたWebユーザビリティ専用の質問紙である「WAMMI」や、日本独自の質問紙である「Webユーザビリティ評価スケール(WUS)」などが有名です。

おわりに

あるアイテムが機能的に優れていても、ユーザーには操作が難しかったり、使用目的が分かりにくかったりすることがあります。しかし、開発者の視点だけでは、そのような問題点になかなか気付けません。
ユーザビリティ評価を利用することにより、ユーザーの視点からアイテムを見ることができるようになり、新たな改善点を発見できます。どのようなユーザーにも快適に利用してもらえるアイテムを作る上で、ユーザビリティ評価は非常に有効です。


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